こんにちは。めいめいです。
この度、胃の調子が悪いために初めて胃カメラを飲んできました。
皆さんは胃カメラに対してどんなイメージがありますか?
痛い、苦しい、つらい・・・。
私も同じように考えており、胃カメラは本当に受けたくありませんでした!
しかしアラサーともなれば健康にも気を使っていかなければなりません。
怖いものは怖いですが、背に腹は変えられません。胃カメラを受けて参りました!!
この記事では、感想を交えながら
- 痛みの有無
- 経鼻カメラの流れ
- 受けるコツ
- 費用
初めて経鼻胃カメラを受ける方の不安が少しでも軽減できれば幸いです。
あくまで体験談の一つとしてご参考ください。
目次
経鼻胃カメラに痛みはあるのか?
改めて考えると激痛はなかったと思います。
鼻には念入りに麻酔を行いますし、ジェル状の麻酔も相まって鼻の部分はそこまで苦しさを感じなかったです。
つるっといけました。
一番苦しかった時は喉の奥に挿入される時ですね。
挿入直後は2、3回おえっとなりました。
挿入後の前半は喉の違和感に耐えてましたが、後半には胃内部カメラをみる余裕もできました。
総括「痛みはないけど、辛かった」です。
残念ながら涙が勝手に溢れる程度には辛かったです。
体験談!検査の流れとポイント
大まかな流れは下の図になります。
前日
夕食はなるべく軽く。うどんや煮物などの消化が良いものがおすすめです。
21時以降は食事を控えます。
水やお茶の制限はありませんが、お酒やコーヒーなどは厳禁です。
常用薬がある人は普段通り飲んで大丈夫だそうです。
活動の制限も特にありません。
当日の朝
絶食になります。他には喫煙も避けてください。
水を飲むのはOKですが、検査1時間前からは控えます。
常用薬がある場合には事前に医師に相談しましょう。
私は毎朝胃酸を抑える薬を処方されていたのですが、検査3時間前までに飲むように指示されました。
- 脱ぎ履きのしやすい靴
- 汚れても構わないシンプルな服
- ゆるっとした服
検査台に登るので靴は脱ぎ履きしやすいものにしましょう。
汚れる可能性もあるので、お気に入りの服はやめておいたほうが無難です。
途中、胃を膨らませる工程があるのでピチピチした服もやめましょう。
前処置
消泡剤
座った状態で紙コップ半分程の消泡剤を飲みます。
胃の中の泡を消し、胃の中を見やすくするそうです。
味はうす〜いポカリスエットみたいなほのかな甘さがありました。
「まずい」と言う意見もあるようですが、少しとろみがついていることが美味しくない評価につながっていそうです。
私はそんなに抵抗なく飲めました。
血管収縮剤の噴霧
両鼻に血管収縮剤(スプレー)をします。
鼻の粘膜の腫れや充血をとり、内視鏡の通りをよくします。
鼻血予防でもあるそうです。
スプレー時は呼吸を止めましょう。止めないとおそらくむせます。
染みる感じはありませんでした。
喉の奥に薬剤が伝う感覚がありますが、飲み込むように指示されました。
私は慢性鼻炎持ちですが、このスプレーをしたところ鼻通りがすごく良くなりました。
麻酔の噴霧
両鼻に麻酔(スプレー)をします。
先の工程と同じように受ける時は呼吸を止めます。
染みる感覚もありませんでした。
喉の奥に伝いますが、こちらも飲み込みます。
麻酔なのでここから感覚がかなり麻痺してきます。
ジェル麻酔とチューブ挿入
ここからは体制をかえて、仰向けに寝ます。
各鼻の通りを確認し、詰まりの少ない方の穴に処置します。
ジェル状の麻酔を鼻に詰められ、細いチューブを奥まで挿入します。
この細いチューブは胃カメラの通りをよくするための予行練習みたいなものです。
麻酔(スプレー)をされているのでそこまで痛くなかったです。
小指を鼻の奥に突っ込みすぎたくらいの痛さでしょうか?
チューブを刺されたまま5分ほど放置されました。
その後チューブを抜き、先生を待ちます。
胃カメラ検査
楽に受けるポイント
準備のために血圧計を腕に、酸素濃度計測器を指に装着されました。
ここから横向きに寝ます。回復体位(かいふくたいい)だったと思います。
回復体位
回復体位にすることで、嘔吐した胃の内容物などで喉が詰まったり、気道が詰まったりするのを予防できます。
そして先生に言われた楽に受けるポイントは以下です。
(紙エプロン+受けを口の横に置いてくれました)
カメラ挿入☆一番つらいところ☆
ここが山場です!
ここを過ぎればなんとかなります!!
鼻への挿入はチューブで実践済みなのでそこまで違和感は無いと思います。
問題は喉です。胃カメラの工程で一番つらかったです。
喉を過ぎた直後、何度かおえっとえずいてしまいました。
先生
走ってきた!?ってくらい誇張して呼吸したところ吐き気はおさまりました。
今思えば肩に力が入っていたこと、リラックス出来てなかったことが敗因でしたね。
看護師さんがずっと背中をさすってくれて感激しました。
とにかく鼻から吸って、口から吐く! できるだけ喉から意識をそらすのが吉。
内部観察
初めに十二指腸(胃からでてすぐの腸)、次に胃内部の順に見ていきました。
一通り診察したあと空気を送って胃を膨らませ、全体の様子も観察します。
ちょっとお腹が張る感じで、苦しくはなかったですよ。
気になる箇所には試薬をまいて染色検査を行ったりもします。
経鼻の場合は話をすることができるので、気になったことがあったらせっかくなので聞いてみましょう。
私は余裕がありませんでした、残念。
抜く時
挿入時ほど苦しくないです。
喉をすぎる時に、深くため息をついてくださいと指示がありました。
私は放心状態で空気が吸えなかったので、ため息もうまくできませんでした。
先生、その節はすみませんでした。
痛みや吐き気もありませんでした。
検査終了後
強い麻酔を受けてないので普通に歩いて帰宅できました。
検査実施後は1時間経過してから飲水してみて、平気そうなら食事も可能だと言われました。
ただし麻酔の影響で検査後2時間くらいまでは鼻水がものすごく出ます。
マスクとティッシュは必須ですのでお気を付けくださいね。
費用について
検査は金額面も気になりますよね。
私は治療の一環として受けたので保険診療(3割負担)で受けることができました。
症状がない人でも健康診断の際に受けられる場合が多いので参考にしてください。
保険診療
何かしらの症状があって調べる際、費用は3割負担になります。
胃カメラのみの相場はおおよそ¥4,000ほどです。
経鼻か経口かは関係ないようです。
病理組織検査(細胞の一部を採取する検査)が追加されるとプラス¥5,000~7,000くらい。
ピロリ菌検査(血液検査)が追加されるとプラス¥700くらいかかります。
私は「再診+経鼻胃カメラ+ピロリ菌検査+処方箋」で¥5,000くらいでした。
健康診断
健康診断はあくまで健康な状態で受けるので実費払いになります。
健康診断の費用にプラス料金を支払って追加受診する形になります。
調べた限り変動が大きく、費用の断定は難しいです。
追加する時には自分の受ける場所の料金体系をよく調べるようにしましょう。
- バリウム検査がない場合:健康診断費用+¥4,000~¥7000くらい
- バリウム検査がある場合:健康診断費用+¥3,300~¥6,600くらい
こぼれ話
バリウム検査と胃カメラについて
看護師さんから聞いた話です。
バリウムで問題があった場合には、胃カメラをほぼ必ず飲むことになるそうです。
であれば最初から胃カメラにしておいたほうが楽ではないか、とのことです。
あまり気は進みませんが、今後健康診断で胃の項目が追加された際にはまた胃カメラを飲もうかと思います。
病院探しについて
初めての胃カメラで、私は絶対に胃カメラが上手な医者に診察してほしいと思っていました。
そこで一番重視したのが地元の人の評判の良いお医者さんです。
同じ地域のかかりつけ医の看護師さんから先生の評判を聞き、病院を決めました。
またGoogleMapの評判が意外に適正で役に立ちました。
自分で受診先を選べる方は、良ければ参考にしてみてください。
終わりに
インパクトのある、強烈な体験でした。
Twitterで「胃カメラ受けてくる」とツイートしたところ、たくさんの人に応援してもらったのも納得です。
確かに辛いですね、胃カメラ。
フォロワーさんの応援とブログがなければ受けなかったかもしれません。
実際に受けてみると想像よりも激痛はなく、なんとか耐えられる範疇だと思えました。
胃カメラは予防医学の面でいえは受けたほうが良い検査です。
これから胃カメラを受ける方、ぜひ頑張ってくださいね。
応援しています!
そして検査結果でも何事もないようお祈りしております!